こぼれ話ブログ始めました


予定では、ほぼ週に1~2回。日曜・水曜の夜が多いと思います。
もしよろしければ、お気が向かれた時にでも、どうぞご笑覧ください。

【空白より。】
https://sorasiro-plane.blogspot.com/

(店頭でひっそりお知らせしていましたが、少し記事が増えたので、そろそろWEBでもご報告…☆)

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あでりクッキーができるまで


☆この記事は、同日公開の別記事「【出張販売のおしらせ】あでりクッキー@福岡県」の補足(オマケ話)です。

ぬいぐるみ工房 nuwasuさんのご依頼で制作の決まった「あでりクッキー」は、

nuwasuさんの人気作品「あでり」をモチーフにしたクッキーです。

☆このクッキーは、nuwasuさんの展覧会場での限定販売品です☆

(いちばん右側のペンギンのぬいぐるみが「あでり」です。※nuwasuさん撮影)

☆nuwasuさんの作品リストはこちら → ぬいぐるみ工房nuwasu(通販可)

 

ベースとなるクッキー生地は、「小さなおやつ」としても販売しているサブレ生地です。
(バニラクッキー・バタークッキーとも呼ばれ、甘いタルトの土台にもなる万能選手☆)

あでりクッキーでは、この生地を作家さんのお好みに合わせて
普段より(通常当店で販売しているクッキーより)厚めに伸ばし、
特注の型(nuwasuさん監修のもと作成☆)で抜いて成形します。
 

画竜点睛。

目の部分は、作家さんが作ってくださった専用の串を使って一羽ずつ、
上下も気をつけて入れていきます。角度によって印象が変わるので責任重大。
 

なお、柔らかいサブレ生地は成形中にダレてしまうと焼成中にぽってりラインの
福福しいあでりに変身してしまうため、焼成直前まで冷蔵庫で芯まで冷やしておき、
抜き型どおりのシャープなボディラインを目指します☆

焼き上がり。細い足の部分も、クチバシも、広いおなかも、
万遍なく火が通るよう、温度を変えつつ、天板を回しつつ。
季節や天気に因っても状態は変わってくるため様子を見つつ調整。
 
扉を開けて取り出し、天板の上で粗熱がとれるまで落ち着かせ、
綺麗に焼き上がった姿をみると、毎回ホッと嬉しくなります。

完全に冷めたら、乾燥剤(シート)と共に焼菓子用の袋に入れてシーリング(密閉)。
普段はシンプルな乾燥シートですが、あでりクッキーは特別仕立ての金色絨毯です。
足元やクチバシなどの繊細な部分もしっかり守ってもらえるよう、願いも込めて。
 
(今回は遠方への長旅。どうか無事に届きますように…!と、シートを入れる時にも
祈りつつ、ダンボールに詰める際もプチプチでしっかり梱包しました。(余談))

表に店名シールを貼り、裏面に栄養成分表示(※)と原材料表示を貼り、完成。
 
※2021年から保健所の規定が変わり、一部の直販を除き栄養成分表示も必要になりました。
弊店では、「日本食品標準成分表(2020年版八訂)」をもとに計算しています。

火のあたり加減により、1羽ずつの雰囲気(表情)は少しずつ異なります。
(目の部分がnuwasuさん特製の串のおかげで普通の竹串の●より
 キリッとシャープになっているのも、密かなチャームポイント☆)
 

新鮮な材料を使用した、シンプルで飽きの来ない味わいのクッキーです。
老若男女さまざまな方に、広くお楽しみいただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m



お菓子がお手元に届くまで


以前すこし上げた裏方事情が、一部の方にとても楽しんでいただけたようなので…パート2です。)

1:生地を仕込み、休ませ、型抜きし、焼きあげて。

2:乾燥剤(配合によっては脱酸素剤)と共に袋詰めしてシーラーで密封し。

3:裏面に食品表示のシールを貼り。表端にロゴ(など)を貼り。

4:完成。
 
お楽しみいただけましたら幸いですm(_ _)m

(下記は今回のお届けに関わる裏方話につき、折りたたみ…☆)

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赤紫蘇しごと


六月もそろそろ終わり掛けの頃。
田んぼの稲も根付き、だんだん緑濃くなってきました。
蒸し暑い日も多いですが、お元気でお過ごしですか?

今年はまだ、あまり梅雨らしい雨が降っていないように思います。一方で、
時々スコールのような激しい雨が短時間に降っていて、気候の変化を感じます。
そんな今月後半は、試作のほか例年通りの梅雨仕事その2として、
赤紫蘇しごとを進めました。

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梅仕事と生姜仕事


梅雨・入梅。という文字通り、六月は梅仕事の季節。
農家さんによると、今年は例年に比べて梅の終わりが早いそうで、
六月の初めから慌てて今年も夏のドリンクの準備を始めました。

コロコロとした姿が見ているだけでも嬉しくなる青梅をザルにあけて

黄色くなり甘い匂いがしてくるまで風通しの良い日陰に置いて追熟させ、

ヘタを取り、水で洗って水気を切り、焼酎で拭いて殺菌し、

氷砂糖とザラメ糖、美濃の内堀醸造さんのリンゴ酢と
京都の村山造酢醸造さんの千鳥酢(米酢)と合わせて、
(上図は、お酢を半分入れたところ…実際は倍量入ります。すっぱいです。)

朝と夕とにひっくり返し続け、時々脱気して発酵気味の空気を抜き…。
現在は、砂糖がすべて溶けて、梅の実が段々シワシワになってきました。

おいしくなーれー。
 
7月からは、日曜日に、テイクアウトだけでも始めたい…と、現在
少しずつ準備を始めていますが、無事この梅サワーも出せますように。
と願っています。(ごく稀に、過発酵で失敗することがあるのです…orz)

7月からのテイクアウト営業については、また日程や
営業時間・メニューなどの詳細を決定次第、お知らせさせていただきます。

下記は、おまけの生姜仕事について。
ジンジャーエールは、ピリリと辛めのみじん切りが好きです。

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