五月の末から六月にかけては、
色々と加工したい果実や野菜が彼方此方に並ぶので、
忙しくも楽しい仕込みの日々です。

名残の頃のコロコロの小粒いちごは、

ヘタを除いて洗って半分に切って

ジャムとシロップにして。

毎年お世話になっている、無農薬栽培の国産レモンは、

皮と実に分けて、実は杏仁豆腐用のシロップに。

皮は傷の部分を除いてから、鍋にみっちり詰め込んで、

茹でこぼしてから白い部分を削り、

数日かけてじわじわ糖度を上げて、砂糖漬け（レモンピール）に。

 

グラデーションがきれいなルバーブは、

赤い部分と緑の部分に分けて、それぞれ甘酸っぱいジャムに。

酸味のあるジャムは、お菓子のよいアクセントになってくれます。

（余談ですが、ルバーブを見ると、子供の頃齧ったスイバを思い出します…。）

 

閑話休題。あとは、いよいよ待ちに待った梅仕事。

友人が届けてくれた、完熟を待つ梅の実の甘い香りが室内に広がっていて、

とても楽しく、嬉しくなります。

第一陣は、今週末には梅ジャムにできるだろうかと、そわそわしています。

 

梅仕事が待ち遠しい今日この頃。

時偶こぼれる裏方の、作業話。でした。