映画「ニューヨーク公共図書館」を観てきました
7月13日(土)から7月19日(金)までの一週間、
7月25日(木)までに上映延長されていました。万歳……!(※追記)
岐阜柳ヶ瀬のCINEXにて
『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』上映中です。
(各日3回上映★9:50-/13:30-/18:00-)
公式サイト:http://moviola.jp/nypl/
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ずっと、とても楽しみに待っていました。
関連本で予習しつつ、ソワソワしていました。
初日の土曜日はトークショーもあり1回上映。現在は、一日3回上映。
私も早く観に行きたいです…!
(↑ここまで、13日のTwitterより※一部微修正あり)
先日のお休みの日に、柳ケ瀬のCINEXで上映中の
『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』を観て来ました。
事前に話に聞いていたとおり、図書館の映画というよりも、
映画に登場するひとりひとりの人の、意志と意識と歴史と…
丸ごとが、言葉になって流れ込んでくるような映画でした。
一生懸命映像と言葉と音楽を追いかけつつ、
あっという間の三時間半でした。
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パンフレットも情報が濃厚で、チャプターごとの記録や
監督のインタビュー、翻訳家さんの記事なども充実していて、
映画で印象的だったエピソードや言葉の数々を
あらためて嬉々熟読です。買ってよかった…!
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なお、駐車場が必要な方には、提携駐車場がオススメです。
(とても長くなってしまった感想&
駐車場話の続きは私の失敗談も含むので折りたたみ……に^^;ゞ)
★柳ケ瀬CINEXで映画をご鑑賞の方は、CINEXが提携している
平和駐車場をご利用の場合、駐車料金3時間まで無料サービスとなります。
☆チケット購入&入場の際に駐車券にスタンプを捺してもらえます。
※提携外の駐車場に停めた場合は対象外ですが、100円割引券がもらえます。
この映画は長いので、平和駐車場さんの場所が心もとない方は
Google Map等で確認してから行かれることをオススメします。
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鑑賞当日、嬉しくて気が急きすぎて横を通り過ぎてしまい、
時間的なこともあり諦めて近隣の駐車場に停めたのですが、
4時間分の駐車場代として、千円以上かかってしまいました……(滝涙)
自業自得なのは重々承知ですが、大変たいへん痛かったです。
映画が楽しかったのが嬉しくて幸せで、小躍り気分で駐車場に着き、
料金表示に脳内計算機を即叩き、涙をのんで精算所のお姉さんにお支払いをしつつ、
普段(徒然舎に行く時に)停める美殿町の有人駐車場が恋しくなりました。
(あちらは、日中500円打止め。午後だけならば400円打止めなのです。
6年目にして知る良心価格……!(知りたい方はお尋ねください☆)
……映画が、とても良かったのが救いです……(T_T)
主軸4館は言うまでもなく粋を集めたクオリティで、その場にワープしたくなり、
数多ある分館の章では、特性や傾向の濃厚さにクラクラしつつ考えさせられ、
入口の獅子が映るたび「ああ、憧れの『としょかんライオン』実物ー!」と悶え。
……思考を揺さぶられることの幸せが、つくづく身に沁みた三時間半でした。
(語りだすと例によって例のごとく際限がなくなるためこの辺りで割愛)
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劇場の様子からは、確かに、観る人を選ぶ映画なのかもしれない。と感じました。
(途中で帰ってしまわれる方も、早々から眠っている方もいらっしゃいました。)
そういう意味では、図書館を全面に出すタイトルは、諸刃なのかも。とも思いつつ。
図書館の現場から遠く離れてしまった私には、今は想像しかできませんが、
現場にいる元同僚たちや、大学時代(図書館情報学専攻)の友人たち、
今の自分の身近に多く居る、本を愛する人達、本が苦手な人、嫌いな人、本を必要としない人。
……映画の感想なのだから、当たり前といえば当たり前なのですが、
きっと、物凄く、感想も反応も「虹色」だろうな。と、思いました。
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劇中でも採り上げられていた、マヤ・アンジェロウのスピーチの
『図書館は雲の中の虹』という言葉を、鮮明に思い出しつつ。
たくさんの方に知っていただきたい映画が、またひとつ、増えました。
★なお、NYPLは、WEBからアクセスできる情報も、豊かです(https://www.nypl.org/)
ニューヨークの実物の「としょかんライオン」に会える日までは、未だ遠い私ですが、
学生時代から今に至るまで、サイトを廻るだけでも、たのしいです。
ほんとうに、知はすぐ隣にもある。来てくれる。幸せです。
(文字通り、WorldWideWebに感謝…♪)