あでりクッキーができるまで

 

☆この記事は、同日公開の別記事「【出張販売のおしらせ】あでりクッキー@福岡県」の補足(オマケ話)です。

ぬいぐるみ工房 nuwasuさんのご依頼で制作の決まった「あでりクッキー」は、

nuwasuさんの人気作品「あでり」をモチーフにしたクッキーです。

☆このクッキーは、nuwasuさんの展覧会場での限定販売品です☆

(いちばん右側のペンギンのぬいぐるみが「あでり」です。※nuwasuさん撮影)

☆nuwasuさんの作品リストはこちら → ぬいぐるみ工房nuwasu(通販可)

 

ベースとなるクッキー生地は、「小さなおやつ」としても販売しているサブレ生地です。
(バニラクッキー・バタークッキーとも呼ばれ、甘いタルトの土台にもなる万能選手☆)

あでりクッキーでは、この生地を作家さんのお好みに合わせて
普段より(通常当店で販売しているクッキーより)厚めに伸ばし、
特注の型(nuwasuさん監修のもと作成☆)で抜いて成形します。
 

画竜点睛。

目の部分は、作家さんが作ってくださった専用の串を使って一羽ずつ、
上下も気をつけて入れていきます。角度によって印象が変わるので責任重大。
 

なお、柔らかいサブレ生地は成形中にダレてしまうと焼成中にぽってりラインの
福福しいあでりに変身してしまうため、焼成直前まで冷蔵庫で芯まで冷やしておき、
抜き型どおりのシャープなボディラインを目指します☆

焼き上がり。細い足の部分も、クチバシも、広いおなかも、
万遍なく火が通るよう、温度を変えつつ、天板を回しつつ。
季節や天気に因っても状態は変わってくるため様子を見つつ調整。
 
扉を開けて取り出し、天板の上で粗熱がとれるまで落ち着かせ、
綺麗に焼き上がった姿をみると、毎回ホッと嬉しくなります。

完全に冷めたら、乾燥剤(シート)と共に焼菓子用の袋に入れてシーリング(密閉)。
普段はシンプルな乾燥シートですが、あでりクッキーは特別仕立ての金色絨毯です。
足元やクチバシなどの繊細な部分もしっかり守ってもらえるよう、願いも込めて。
 
(今回は遠方への長旅。どうか無事に届きますように…!と、シートを入れる時にも
祈りつつ、ダンボールに詰める際もプチプチでしっかり梱包しました。(余談))

表に店名シールを貼り、裏面に栄養成分表示(※)と原材料表示を貼り、完成。
 
※2021年から保健所の規定が変わり、一部の直販を除き栄養成分表示も必要になりました。
弊店では、「日本食品標準成分表(2020年版八訂)」をもとに計算しています。

火のあたり加減により、1羽ずつの雰囲気(表情)は少しずつ異なります。
(目の部分がnuwasuさん特製の串のおかげで普通の竹串の●より
 キリッとシャープになっているのも、密かなチャームポイント☆)
 

新鮮な材料を使用した、シンプルで飽きの来ない味わいのクッキーです。
老若男女さまざまな方に、広くお楽しみいただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

 


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