本日も、先週と同じ黒い森のケーキです。
飲みもののおともには、節分にちなんで今週まで
稲葉ピーナツさんの五色豆をお出しします。
(来週からは、通常通り自家製焼き菓子に戻ります。)
ゆきのはなふる第二土曜日。
この町ではこの冬初めてのハッキリとした雪景色の中、
本日も通常通り営業しています。
暖房をいつもよりもちょっと暖かめに設定して、お待ちしております。
(雪道なので、足元にお気をつけてお越しくださいね。)
さて、今月の「黒い森のケーキ」ですが、先日の営業日に
「これはフォレノワールと同じ?」というお尋ねを頂きました。
はい。お客さまの御推察の通り、この二つは元来同じケーキです。
フランス語では「黒い森のケーキ」の表記が
ガトー・ド・フォレノワール (gâteau de forêt noire)となるようです。
ウィキペディアによると、黒い森のケーキの名前の由来は、
ドイツ南方にあるシュヴァルツヴァルト(黒い森)と、
この地方の特産品である桜桃とのこと。
(このケーキに使われるキルシュも、さくらんぼのお酒。)
ドイツの南方はフランスやスイスと接しているので、
隣国のおいしいケーキとして、広まっていったのかもしれません。
ドイツ語名のものは素朴でシンプルな(森と雪をイメージした)デコレーションで、
フランス語名のものはチョコレート感が強いお洒落でモダンなデコレーション…
という印象が個人的にはありますが、日本のカレーやラーメンのように、
輸入され気に入られアレンジされて、よりその国に合う形になったのかな。と思います。
けれど、チョコレートとさくらんぼと生クリームのおいしいケーキであることは、揺らぎなく。
おいしいものは国境を越える。改めてしみじみ思う、雪の日の朝です。
今月のケーキは、黒い森のケーキです。

小麦粉やバターはまったく使わず、
チョコレートと卵をたっぷり使用した
しゅわホロ食感のチョコレートスポンジで、
甘さ控えめの純生クリームをサンドしました。
キルシュ(さくらんぼの洋酒)で香りづけした
サワーチェリーの甘煮を添えて、お出しします。
この「黒い森のケーキ」のオリジナルは、ドイツに伝わるお菓子。
その名もそのまま、「シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ」。
Schwarzwälder Kirschtorte(黒い森のさくらんぼのお酒のケーキ)。
このケーキを作る度、この名前はまるで本物の呪文のようだなぁ…と、
何となく楽しくなります。
食感はしゅわホロですが濃いめのケーキなので、
シンプルな珈琲や紅茶がよく合います。
または、ホットミルク(無糖)もおすすめです。

おいしく召し上がっていただけますように。
また、本日の飲みもののおとも(添えるお菓子)には
岐阜市にある 稲葉ピーナツ さんの、 五色豆 をご用意しています。
(※通常のおともは自家製ですが、本日は節分に合わせて
地元の豆菓子屋さんの、毎年恒例定番の豆菓子を…。)
福を招いて、つつがなく。
一年マメに、いられますように。

– 今月の営業日 – のページを更新しました。
https://www.hontomichikusa.com/openday
二月は、すべての土曜日通常通り営業します。
(※もし臨時休業する際は、決まり次第 トップページ と ツイッター でお知らせします。)
寒越え二月。今年の岐阜は雪は降らねど寒さ厳しく、
まだまだ当分は、モコモコ重ね着の日々が続きそうです。
けれどその一方では少しずつお日さまの力が強くなってきていて、
真昼の内は窓越しの陽光だけでも十分暖かい日も、増えてきました。
先日街中を自転車で走っていたら、どこからか蠟梅の香りがして嬉しくなりました。
岐阜市の梅の名所、梅林公園の蠟梅も、そろそろ咲いている頃かな。と思います。
一月は行く、二月は逃げるといいますが、当店は二月も相変わらず
ひざかけとおやつと温かい飲みもの(※ 1 )をご用意して、
ひっそり静かにのんびりと、営業してまいります。
本と 読書と ひとり静かなひとときを、
心地よく過ごしていただけますように。
※ 1 … 11 月末より、温かい飲みものが 2 種類増えました。(詳しくはこちら)
今週のケーキも、オレンジケーキです。
(先週の反省を踏まえ、先々週と同じ形のケーキです。)

たっぷりのオレンジピールと柚子の皮少々を加えたバター生地を
低めのオーブンでじっくりゆっくり焼き上げ、焼き立て熱々の内に
バターよりたっぷりの100%オレンジジュースと洋酒を浸み込ませて、
涼しい場所で一晩寝かせて、できあがり。
オレンジと洋酒(グランマニエ)の香りがフワッと広がる、
ジューシーなケーキです。
縦に膨らんでいるケーキなので、どうしてもコロンと転がります。迷いましたが、
先週複数のお客さまから「前回の方が好き」と言っていただけた(※1)ことを幸いに、
初心に帰って今週はもう一度、先々週と同じ形(※2)に焼き上げました。
ご提供の際はパタリと横にして、チョコレートソースを添えて、お出しします。
※1 これは店としてはひとつの節目になりそうな大反省点なのですが、
とても嬉しい「お客さまの言葉」でもあり…とても、嬉しかったです。
※2 実と皮のぎゅっと詰まったよい柚子を見つけられなかったため、
上の飾りのみ、先週と同じレモンの甘煮になっています。
代わりに刻んだ柚子の皮を少々、バター生地に混ぜ込みました。
おいしく召し上がっていただけましたら、幸いです。
絵馬の方も、今日までお配りしています。
もしよろしければ、お帰りの際にご笑納ください。
さて。突然ですが…そして当店は直接まったく関係していないのですが、
ぜひお知らせしたいイベントがひとつ。本日、岐阜県美術館で開催されます。
(意外と周知されていないようなので、ギリギリ&僭越ではありますがここでもお知らせをば…。)
本日(1/25・土)午後1時半から、岐阜県美術館にて、ロシアのアニメーション作家
ユーリー・ノルシュテイン氏のアーティストトーク&サイン会が行われます。
そして、2月に2回(2/1・土)、(2/23・日)、氏の作品の上映会が開催されます。
どちらも事前申込みは不要&無料です。
(※但し、本日のトーク&サイン会は当日岐阜県美にて氏の関連書籍を購入した方限定とのこと。)
すごい作家さんのお話しが直接聴ける、美しい作品を間近で自分の目で観られる、機会。
お近くの方も、近隣県にお住まいの方も、遠方でもお好きな方も、丁度こちらにお越しの方も…、
外国のアニメーションや絵本が好きな方にはもう、言うまでもなく勿論なのですが、
創作に限らずものづくりをされる方にも、おすすめです。
もし、お時間とタイミングと関心の方向が合われましたら、ぜひぜひに。
(もし土曜日でなければ、間違いなく私も知った時から指折り数えて楽しみに待ち、
当日は一番前の席にしっかり座ってトークに聴き入っていたに違いないです…。)
【関連リンク】
http://liverary-mag.com/art/4343.html
http://gifukenbi.blogspot.jp/2013/07/blog-post_8179.html