壁ができました
壁が張られました。奥の四角い窓に「?」と思ったら、
棟梁がひと言「手洗いには、収納があった方がいい。」と。
家にいた母と相談して、つけてくださったそうです。棟梁、男前だなぁ。
照明の配線が顔を出し、お手洗いの壁も出来ました。
(小さな店なので、ここもスライドドアです。)
壁が張られました。奥の四角い窓に「?」と思ったら、
棟梁がひと言「手洗いには、収納があった方がいい。」と。
家にいた母と相談して、つけてくださったそうです。棟梁、男前だなぁ。
照明の配線が顔を出し、お手洗いの壁も出来ました。
(小さな店なので、ここもスライドドアです。)
今日は業者さんがお休みの日。
庭先の空きスペースを利用して、食器棚のメンテナンス。
古い食器棚なので、外せるところはすべて外して、ガラスは洗い、ボロボロになっていたベニヤは張り替え。
残りの木部は全て水拭き→乾拭き→汚れた部分をやすりで削って塗り直し、空いた穴は木を足して補修。
奥行きをもう少し足したいので後ろ部分を同じ寸法で囲むように棚を作り、二つの棚をぴっちり合わせて背中側にベニヤを張ります。
今日は、前部分の掃除&メンテナンスと後ろ用の木材の下拵えで終わってしまったので、続きはまたぼちぼち進めていきます。
今日一日付き合ってくれた父に、大感謝。
表側はあまり傷もなく、二度拭きして防水ニスを塗りなおせばほぼOK。
汚れもガラスの一部だけだったので、ガラスを取り外してメラミンスポンジで磨けばピカピカ。
中板と背は木枠を残してほぼ全とっかえ。一枚板の丈夫さとベニヤの弱さが対照的でした。
引き戸部分や抽斗の動きは至ってスムーズ。
90cm×85cm×35cmほどの小さな食器棚ですが、あちこちに指物師さんの工夫や小技が詰まっていて掃除しつつも感嘆することしばしばでした。
貼られていたシールから察するに何十年も前のものらしいのですが、歪みも緩みもほとんどない引き出しと引き戸。職人技だなぁ、と。
食器棚、分解掃除中。しばらく風を通します。(傷んでいたベニヤ部分は、張り替え準備中。)
ガラスもピカピカになりました。重曹と水と布巾と、メラミンスポンジ。メラミン、やっぱりすごい。
おまけ。
食器棚と作業台用の木材。
高山で見つけた一枚板と、作業中に出た端材を、
棟梁がご厚意で丁度いい寸法に合わせて切ってくださいました。
(危なくないように、とアッという間に面取りまでしてくださった棟梁。素敵すぎです。)
本当に良い職人さんに来ていただけたなぁ。と改めて嬉しく思った日でした。
※ちなみに、材木3つと一緒に写っている四角い窓の空いた板と箒は、棟梁のもの。
窓の空いた板は、四枚のベニヤが組み木にできるようになっていて、テーブルの脚(二本)になります。
現場監督さ んいわく、「大工さん方はそれぞれ、こういう作業台を自分で作って、持ち歩いてみえますよ」とのこと。
(天板にはAサイズ全紙大くらいのやや厚めのベニヤ板をひょいと乗せて使用。)
自分の仕事道具を、自分で作れる…憧れです。