〔さとうゆうすけ作品展〕と〔徒然舎5周年イベント〕おすすめです。

 

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現在、とてもおすすめのDM(イベント告知用の絵葉書)が、店頭に二つあります。

(DMを手に取られた方につい話しかけたくなり内心ソワソワするくらい、私もとても楽しみです…!)

本日はその二つの催事について、ひそかにここでもご紹介させていただきます。

 

さとうゆうすけ作品展 モノクローム
〔IUSSUQUE SATOH MONOCHROME〕

会 期:2016年4月17日(日)~ 5月7日(土)
会 場:古本喫茶 ツェスタ(名古屋・覚王山駅2番出口東隣)
営 業:古本喫茶 水・木・金・土曜の14時 ~ 17時
古本バー 不定休 18時 ~ 深夜2時頃
※最終日は19時まで。

さとうさんの、独特の陰と美しさと寂しさと、静かな力強さのある作風が、とても好きです。

鉛筆画や切絵から彫刻や針金まで様々な手法を使って描き出される、芯の通った作品たちは、

「ぜひ実物の作品を、間近で目にしてみてください」というより他に、私は説明できません。

徒然舎さんにも常時何点か置かれていて、毎週身近に観ることが出来、とても嬉しいのですが、

今回は新しい試みを加えた新作も、登場するそうです。今から、とてもわくわく、しています。

 

会場のcestaさんは、チェコの本に力を入れておられる古本屋さん。

飲みものも、珈琲からお酒まで、午後にも夜にも、おいしくいろいろ頂けるお店です。

ぜひ。

 

 

徒然舎 開店5周年記念イベント

日 付:2016年4月24日(日)
会 場:古書と古本 徒然舎(岐阜市美殿町40)
時 間:第一部 17時~18時半(TALK:今いちばん話したいこと)
第二部 19時~20時(LIVE:世田谷ピンポンズ)
料金等:定員25名/1500円(一部~二部通しての金額です)
お問い合わせ先:古書と古本 徒然舎(公式WEBはこちら)(Facebookはこちら

徒然舎さんが、この4月に開店5周年を迎えられます。

この機会に徒然舎のお二人とご縁のある方々が岐阜にいらっしゃり、

記念イベントに出演されることになりました。

 

第一部は、京都の〔古書善行堂〕のご店主、山本善行さんと、

吉祥寺の出版社〔夏葉社〕の社主、島田潤一郎さん。そして、

岐阜市美殿町の〔古書と古本徒然舎〕の女性ご店主、深谷さん。

 

面白い本を探しているとしばしばお名前の上がるお二人と、

徒然舎のご店主さんによる、フランクなトークとのこと。

前回、旧店舗で行われた善行さんと島田さんの対談が

嬉しい意味で気取らず飾らずグダグダ(楽しかった…!)だった上、

今回は徒然舎の深谷さんも入られての鼎談。

今から本気で、たいへん、楽しみです。

 

そして第二部は、ご本人も筋金入りの古本者という

世田谷ピンポンズさんのライブ。youtubeでも視聴できますが、

「生の音はまた、もう、すごく良い。」と、複数の方から聞きました。

ご来店くださったお客さまからその時のお話をうかがいながらふと、

モネの正筆を初めて観た時の、静かな興奮を思い出しました。

家にあるCDを聴きながら、ライブで聴ける日がとても楽しみで、待ち遠しいです。

 

徒然舎さんによると、定員までにはまだあと数名、余裕があるそうです。(※4月16日現在)

初めてご来店の方や、遠くからいらっしゃる方も多いそうです。

きっととてもよい夜になると思います。ぜひぜひ、どうぞ。

 

(※下記は、徒然舎まわりの思い出話により、おりたたみ……毎度、アツくてすみません。)

 

忘れようもない大震災の年の春先に、殿町で前のお店がオープンした時の、

並べられた本(と、番台の深谷店長)に迎えられた時のホッとした心を、私も

今も、よく、憶えています。あれは、とても、嬉しかった。

 

本が売れない。と(耳にタコが出来そうなほど…)あちこちで聞くこのご時世ですが、

ご店主夫妻の手腕により徒然舎は今も着々とその歩みを重ねていて、岐阜はもとより他県の方にも、

「探している本があるとき、行きたくなる古本屋さん」になっています。

様々な情報が、ポケットの中の薄い機械一つでタダでも大体簡単にある程度手に入る現在。

これは、とても、すごいことだと思います。

 

徒然舎さんは、これからもずっと岐阜の街にあり続けてほしい、応援していきたい、古本屋さんです。

 


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