3月にて、〔小さなお菓子〕の委託販売を終了いたします
お客さまへ
日頃より当店のお菓子をお楽しみいただき、ありがとうございます。
ご来店くださり、お求めいただき、喜んでいただけること、
とてもうれしく、励みになっています。
お客さまにも恵まれ、 おかげさまで 売上も徐々に増えてきている中、
とても悩みましたが、2020年3月26日(木)をもちまして、
徒然舎さんでの〔小さなお菓子〕の委託販売を終了させていただきます。
突然のお知らせとなり、申し訳ありません。
私事ですが、今春より本業を転職するため、今までのような形で
お菓子の仕込みを続けること・お届けの時間を作ることが難しく、
一旦、委託販売を終了させていただくことにいたしました。
※なお、喫茶室は(形を変えつつ)継続していきたいと考えています。
2013年の8月末からアルバイトとして勤務していたご縁もあり、
2014年の4月から始まった、徒然舎さんでの委託販売。
(その時の記事はこちら)
おかげさまで、土曜日だけ営業の喫茶室では出会えなかったであろう
たくさんのお客さまに、当店のお菓子を楽しんでいただくことができました。
徒然舎さんで当店のことを知り、喫茶室に来てくださった方も多いです。
お求めくださったお客さま。置かせてくださった徒然舎さん。
本当にありがとうございました。
長いようで、あっという間だった、6年間の委託販売の日々。
もちろん大変なことや、失敗や反省も数々ありましたが、
お菓子を楽しみに来てくださる方があり、喜んでいただけること。
とても嬉しく、幸せなお仕事をさせていただきました。
全部ずっと続けていけたら…。と思い、何度も迷いもしましたが、
身ひとつである以上、その時その時に出来ることは限られていて。
大切に続けてきたことだからこそ、悔いの残らないようにきちんとしたい。
という考えに至りました。
いずれまた、何らかの形で
お客さまにお菓子をお届けできたら…と、考えています。
また機会が巡りましたなら、お楽しみいただけましたら幸いです。
6年間、ありがとうございました。
(下記は、記事を書いていて浮かんだ、思い出話のため、折りたたみ…)
「今年も季節になりましたね」「これは危険なお菓子ですね」と、
ファッジを毎年のようにお求めくださったお客さま方。
「サンビルの日に寄るのが楽しみなんです」と、 土曜日の喫茶室にて
とてもチャーミングな表情でこっそり教えてくださったお客さま。
お孫さんへのクリスマスギフトに…と選んでくださった、素敵な老婦人。
「つい買っちゃう」と、こちらが嬉しくなるような笑顔を交わされるご夫婦。
…数少ないと思っていた、お客さまとの直接のやり取りも、
今は不思議と、次から次に浮かんできます。
お客さまが日々、喜んで下さったおかげで、6年間続けることが出来ました。
本当にありがとうございました。
「スタッフだからじゃなくて、美味しいから置く」と言ってくださった
徒然舎の店長さんと、旦那さまの太閤堂書店さんをはじめとして、
「本と道草」のこともさりげなく応援してくれた、徒然舎スタッフの皆さん。
新商品の陳列初日に、「おいしいから大丈夫!」と言ってくださったり、
抜型の組み合わせやラッピングを、我が事のように可愛がってくださったこと。
なかなか知る機会のない、お客さまの反応や感想を伝えてくださったこと。
…思い出は尽きず、感謝も絶えません。(共に働いたスタッフの一人としても、
こうした素敵な同僚に恵まれたことは、とても嬉しいことでした。)
(★現在もスタッフを募集されていますので、対象となる方はぜひ…!)
本業の転職を決めたのは自分自身なのですが、
それでも寂しく名残惜しく思うほど、よい方々に恵まれて、幸せでした。
今までより一歩外からになりますが、これからも応援しています。
新しい環境は未だ霧の中。ドキドキするばかりですが、私も頑張ります。
これからは本好きの一人として棚を楽しみに、また伺わせていただきます。
今まで、本当にありがとうございました。