靴箱リニューアル
五月晴れ2日目の今日は、絶好の大工日和でした。
徒然舎さんの「東京蚤の市」出店二日目ですから、
当店のお菓子が関東の方のお手元に届くのも、二日目です。
一体どんな方がご購入下さっているのだろう、
はたして喜んでいただけているだろうか…などなど、どこか
ソワソワと落ち着かない気持ちにもなりつつ、今日は父と二人
ここ最近の懸案だった靴箱のリニューアル+αの作業日となりました。
(※下記、作業の覚書を含む長文です。)
昨年9月の開店時からずっと使っていた先代の靴箱が
天候や気候の影響、朝夕の花の水やりの水ハネなどで、随分たわんで
傷んで来ていたので、作り直すことを決めたのが、5月最初の営業直後のこと。
先代(薄めの合板&ベニヤの底敷き&ペンキ着色の完全DIY)の反省を元に、
・ 真夏の直射日光や冬場の乾燥、雨風その他に耐久性がある。
・ 水ハネが付いても、浸みず傷まず目立たず、掃除もしやすい。
・ 梅雨時の長靴も冬場のブーツも入れられる。
・ 大きな靴のお客さまでも仕舞える。
・ 入口すぐ傍にあっても目立たず、圧迫感のないもの。
…という二代目靴箱とするべく、既製品を見比べたり、図面をあれこれ引いてみたり。
諸々検討の結果、ブーツ等にも対応できる形の骨組は既製品を利用し、
厚めの木材と水に強い板を使ってカバーを作り、組み合わせることになりました。
昨日の営業が終わった後で、父と夫と三人で部材を買ってきて下準備をし。
今日は朝から、鉛筆&差金・鑿・鋸・ドリル・金槌・鉋…と、腕を振るう父と、
木の固定・ヤスリかけ・追加部材の買い出し・棚板工作…と、助手役の私。
12時を回る頃にはほぼカバーとなる木枠部分が出来上がり、
14時過ぎには棚板も出来て、後はニスの重ね塗りのみになりました。
内外両面に塗り、数時間乾かしたら、もう一度塗り…の、繰り返し。
明日の朝もう一度塗れば、完成です。
これで、雨も日光も水ハネも強風も隣の高校の運動場の砂も、
お客様のブーツも長靴もヒールのある靴も大きな靴も対応可能になり、
見た目もややスッキリと、いろいろ改善できました(当店比)。
父には、毎度、頭が上がりません。
本当に感謝しています。
また、風が吹く度にパタリと倒れてしまっていた入口のミニ看板も固定でき
(今度の靴箱は横板が厚めなので金具も取り付け可能でした。)、
ロゴの絵もバイト先の店長に教えてもらった方法で、スッキリと描き直し。
昨年9月の開店以来の密かな懸案事項も、ようやくひとつ解決しました。
(後は、長野の友人に依頼している本看板の到着を待つばかり♪)
駐車場からの上り口までいらした方には見えるよう…けれど、
隠れ家や秘密基地の入口のように、少し分かりにくい場所に、
当店のミニ看板は、位置しています(営業日のみ)。
当店は、これからも大きく宣伝することは、きっと、無いと思います。
本読む機会(+飲みものとおやつ付)の隠れ家のような場所として、
ご来訪いただければ、幸いです。
老若男女問わず、本と読書が好きなお客さまに、
そして、ひとりの時間を大切にしておられるお客さまに、
心地よく・安心して立ち寄っていただける、のどかな店となれるように。
(勿論、おいしいお菓子と飲みものも、きちんとご提供できるように。)
反省点改善点多々積み重ねの日々ですが、地味に地道に、精進していきます。