12月11日(木)~12月15(月)の焼菓子
今週、岐阜市美殿町の〔古書と古本 徒然舎〕さん
(@ushitohon/@taikoudo/@tsurezuresha)に納品する焼き菓子は、
・牛と本(写真手前・右)
・スペキュロース(写真手前・左)
・シュトレン(写真奥)
の、三種類です。
〔牛と本〕
徒然舎さんの店頭限定販売。2種類のビスケットのセットです。
牛:たっぷりの米粉を加えた、サクッとホロッとした食感です。
ほんのりとお米の甘みが感じられます。
※牛の斑模様には、ココアとブラックココアを加えた生地を乗せています。
本:北海道産の地粉(全粒粉の一種)とバターをたっぷり使用した、
素朴な風味のビスケットです。芯まで焼いているので、香ばしいです。
〔スペキュロース〕
黒糖とスパイスの効いた、カリッとした食感の薄焼きクッキーです。
沖縄県産の黒糖と六種類のスパイス(☆)が入っています。
〔☆:シナモン・クローブ・カルダモン・生姜・アニス・ナツメグ〕
※黒砂糖の粒が溶けてカラメル化し、模様のようになる場合があります。
〔シュトレン〕
ドイツでクリスマスの頃に食べられている、伝統的な焼菓子(菓子パン)です。
たっぷりのドライフルーツとナッツ、スパイスを練り込み、
低温で数時間掛けてじっくり発酵させた後、カリッと焼き上げて、
熱々の内に、バターの海へどぽん。しっかり万遍なく染み込ませたら、
表面を細かいグラニュー糖で覆い、最後に粉砂糖でコーティングして、
ラップでぴっちりくるみます。
数日以上寝かせて、ドライフルーツやバターや砂糖衣が生地と馴染み、
香りも落ち着いてややしっとりした頃が、食べ頃です。
このシュトレン。
ご本家(ドイツ)では、レシピや形にも厳格な決まりがあるようなのですが、
当店のものは1/3ほどの大きさ(15センチほど)の、小ぶりのシュトレンです。
(小さいものは伝統サイズより乾燥しやすいため、賞味期限もやや短めにしています。)
1~2センチほどにスライスして、お召し上がりください。
ストレートの紅茶やホットミルクと合わせてもおいしいですし、
ワインやブランデーなどお酒のお供にも良く合います。
クリスマスならではの、素朴でありつつ贅沢な、とっておきのお菓子。
お楽しみいただければ、幸いです。
よろしくお願いいたします。