梅仕事と生姜仕事
梅雨・入梅。という文字通り、六月は梅仕事の季節。
農家さんによると、今年は例年に比べて梅の終わりが早いそうで、
六月の初めから慌てて今年も夏のドリンクの準備を始めました。
コロコロとした姿が見ているだけでも嬉しくなる青梅をザルにあけて
黄色くなり甘い匂いがしてくるまで風通しの良い日陰に置いて追熟させ、
ヘタを取り、水で洗って水気を切り、焼酎で拭いて殺菌し、
氷砂糖とザラメ糖、美濃の内堀醸造さんのリンゴ酢と
京都の村山造酢醸造さんの千鳥酢(米酢)と合わせて、
(上図は、お酢を半分入れたところ…実際は倍量入ります。すっぱいです。)
朝と夕とにひっくり返し続け、時々脱気して発酵気味の空気を抜き…。
現在は、砂糖がすべて溶けて、梅の実が段々シワシワになってきました。
おいしくなーれー。
7月からは、日曜日に、テイクアウトだけでも始めたい…と、現在
少しずつ準備を始めていますが、無事この梅サワーも出せますように。
と願っています。(ごく稀に、過発酵で失敗することがあるのです…orz)
7月からのテイクアウト営業については、また日程や
営業時間・メニューなどの詳細を決定次第、お知らせさせていただきます。
下記は、おまけの生姜仕事について。
ジンジャーエールは、ピリリと辛めのみじん切りが好きです。
高知県産の新生姜(有機栽培)を、薄切り→千切り→みじん切りにし
てんさい糖を全体にまぶして、涼しいところで数時間休ませて
水気が上がってきたら、みじん切りの唐辛子も加えてコトコト煮詰め
瓶に詰めて脱気をして、ジンジャーエールの素が完成。
水割りも、炭酸割りも、ミルク割りも、それぞれにおいしいです。
テイクアウト営業開始の日に向けて、こちらも静かに待機中。
(※実際には、上の写真より量も仕込んでいますので、
すぐには無くならないと思います。ご安心ください。)
お楽しみいただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。