花散らしの雨も上がり、青空のきれいな四月第一土曜日。
朝の散歩をしていたら、花吹雪が青空に舞い上がってとても綺麗でした。

散る桜を見ていると良寛さんの句を思い出して遼遠を想う時もありますが、
矢張り桜はいいなぁ。と静かにじんわり、嬉しく思います。
ご近所の庭先ではチューリップもほころび始めていましたし、
いよいよ春も盛りですね。
岐阜市内では、今日・明日と、道三まつりが開催されます。
本日(土曜日)はすぐ近くの八幡神社で小さなクラフト展もありますし、
徒然舎さんのある岐阜市美殿町の辺りも、賑やかな一日となりそうです。
今週(と来週)は、店のことから少し離れて、
再来週の日曜日に岐阜市で開催されるおすすめのイベントの紹介を、少し。
(最近の課題:要点を、短くまとめて読みやすく。)
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いつもコーヒーを送って頂いている二三味珈琲さんからお知らせを頂いた邦画
「さいはてにて」が先週末に封切り(公開)となり、今週早速観に行きました。
久しぶりの映画館で見たこの映画は、全編を通して珠洲の海の波の音と
焙煎機の音、そしてコーヒー豆の音と香りが響いてくる、静かな作品でした。

※公式頁はこちら → 「さいはてにて – やさしい香りと待ちながら – 」
舞台は、石川県は能登半島の突端にある、珠洲市。
主人公は、「さいはて」と呼ばれるこの静かな海辺のまちで、
家族の記憶の残る舟小屋を改装して焙煎珈琲店を開いた女性と、
お隣の民宿に住むシングルマザーの女性(と彼女の子供二人)です。
珠洲の海にある舟小屋を改装した焙煎所で、一人の女性店主が
全国から届く注文に応え、毎日美味しいコーヒーを焙煎している。
……コーヒー好きの方々の中には、このシチュエーションを聞いて
ピンと来た方も、いらっしゃるかもしれません。
実はこの映画、いつも美味しい珈琲豆を送って下さっている
石川県珠洲市の二三味珈琲さんが、深く関わっておられます。
(パンフレットの珈琲指導欄には、堀口氏のお名前もありました…。)
映画の詳しい内容は、公式頁や劇場でご覧頂きたいと思いますが、私は
一度行ったらまた行きたくなる、あの珠洲の海の景色が大画面で見られて、
まだ見たことのなかったあの海の、朝や夕方、夜の景色も見ることができて。
(以前お店に伺った時は、二度とも早朝出発&日帰り車旅だったので…。)
大画面の中でぷくぷくと元気に膨らむコーヒー豆の様子がおいしそうで……。
観に行けて、とても、嬉しかったです。
ぜひ、沢山の方に、あの海の景色と、波の音と、焙煎される豆の音と、
スクリーンから伝わってくるコーヒーのある時間の幸せな空気を
見て、聴いて、感じていただきたいな。と、思いました。
岐阜では現在、柳津のTOHOシネマズで公開中です。
※上映館の詳細は公式頁の上映劇場案内よりご確認いただけます。
機会がありましたら、ぜひ。
おすすめです。
あけましておめでとうございます
本年も どうぞよろしくお願い申し上げます
2015年1月は、第二週(1月10日)より営業いたします。
徒然舎さんでの焼き菓子販売は、1月8日(木)からです。
よろしくお願いいたします。
※詳しくは、今月の営業日のページを御覧ください。
https://www.hontomichikusa.com/openday
本好きさんへのお年玉☆徒然舎さん新春特売開催中☆
松の内には、初詣に行かれる方も多いと思いますが、
美殿町の〔古書と古本 徒然舎〕さんでは、
1月3日(土)から1月10日(土)まで、新春100均コーナー特設
そして我楽多書房さんから引き継いだケースで稀覯本コーナー新設と、
凄い本、楽しい本、面白い本、オトクな本などなど……
イイ本目白押しで営業なさっています。
(火曜・水曜は定休日の為お休みです。)
美殿町は、岐阜の三社(※)からもご近所です。
初詣の帰りなど、ぜひ足を運んでみてください。
徒然舎さんからの、本好きさんへのお年玉、盛り沢山ですよ。
〔※〕岐阜の三社は親子神社でもあります。
伊奈波神社(父)・金神社(母)・橿森神社(子)
駐車場付近はとても混むので、公共交通機関がスムーズです。
(三社とも、岐阜駅から徒歩圏内です。)

我が家のお雑煮は、醤油味の小松菜・蒲鉾・鶏胸・人参・葱・柚子皮入り。
四角い豆餅と粟餅をストーブでこんがり焼き、少し煮て出来上がり。
美味しいもの盛り沢山のお正月。
今年のお正月は雪景色の所も多いようですが、
岐阜では今、きれいな青空が見えています。
お出かけなさる方にも、室内で過ごされる方にも、
嬉しい松の内となりますように。
冬の快晴の日のように凛と明るく心地良い、
よい一年となりますように。
神戸市のギャラリー、〔しあわせなふくろう〕さんから、
保手浜孝さんの作品展のお知らせが届きました。

工藤直子さんの詩集、「版画のはらうた」でお名前を知って以来、
保手浜さんの版画が、とても好きです。
じっと見ていると彫刻刀の流れまで伝わってきそうな画面の中に、
衒いなく可愛く、真面目そうでありつつどこか愛嬌のある動物たちと
カリコリとリズミカルな音が聞こえてきそうな楽しげな文字が踊る様子は、
どれだけ観ていても、見飽きることがありません。
どんな気持ちの時に開いても、ホッと優しく、嬉しくなります。
今回の絵葉書の表紙となっていたニュルンベルクの町並みは、
「のはらうた」の雰囲気とはまた違った空気感で、暫く見つめてしまいました。
勢い良く伸びる枝ぶりと、並ぶ町並み、渋カラフルな自動車たち。奥に続く木々。
あぁ、原画をこの目で観たい……!と、ポストから葉書を取り出すや、強く思いました。
今回は、油彩画と木版画の新作を展示されるとのこと。
会期中の土日には、保手浜さんご本人も在廊なさるそうです。
関西にお住まいの方も、神戸の方へ行かれる機会のある方も、ぜひ。
おすすめです。
※保手浜さんの版画と工藤さんの詩が楽しい、和紙の手触りが心地よい
「のはらうた 2015年カレンダー」も、会場にて販売されています。
月の終わり(または、うっかりしていた月の初め☆)にめくると、
毎月ふふっと嬉しくなる、のはらのなかまたちのカレンダー。
来年も、毎月きっと素敵だろうなぁ。と、わくわくします。
『保手浜 孝 作品展 – 油彩画・木版画の新作 – 』
会 期 : 2014年11月6日(木)~ 11日(火)
※画家在廊日:11月8日(土)・9日(日)
場 所 : ART SPACE しあわせなふくろう
神戸市東灘区本山北町3-4-9
時 間 : 11:00-18:00 (水曜定休)
明日は十月最終土曜日。
徒然舎さんのある美殿町では、ハロウィンイベント(みとのまちハロウィン)が開催されます。
ハロウィンと言えば、カボチャ提灯――ジャコランタン(Jack-o’-Lantern)。
ということで今日の夕方、徒然舎さんにカボチャのケーキを追加納品しました。

岐阜県産のホクホクの栗かぼちゃと鮮やかな色のバターナッツ(かぼちゃの一種)を
オーブンでじっくり蒸し焼きにしてから裏込し、たっぷりと加えています。(※)
(※かぼちゃが多い分、日持ちが短いため、この土日のみの限定販売です。)

カリッとした表面を割ると、中はふわホロしっとりのバターケーキです。
小さなお菓子で、小さなトリート(おもてなし)。明日の店頭でも販売します。
外見とは裏腹に意外と手間物のこのケーキ。お届け出来た数も少なめですが、
お手にとってくださった方に少しでも楽しんで頂けましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。